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2020.07.04

救急救命科

『 最近の質問の傾向として!! 』

こんにちは、教員の大野です。

最近はAO入学試験(現:総合入学試験)の

関係で土・日曜日を問わず、出勤する機会が

増えつつあります。

体調管理にも十分注意してギラギラとした夏

を受け入れたいです。

突然ですが・・・

最近の学生さんからの質問内容の傾向がかな

り良くなりつつあります。

救急救命士教育において医学・医療知識の学

習は国家試験に合格する意味でも、現場活動

を行っていく意味でも非常に重要になってき

ますが・・・

科目認定試験が近づいてくると学生さんたち

からの質問が増加してきます。

基本的に質問できる環境が重要であると感じ

ているために、どのような質問内容でも良い

傾向であると感じていますが、過去には疑問

に感じている質問内容も多くありました。

例えば・・・

「この問題の解答は正解ですか?」

「試験にどのへんが出題されそうですか?」

個人的にはこれではあまり意味がないのでは

と疑問に感じながらも多少は対応します。

科目認定試験において高得点をめざして学習

することが非常に良い事と考えていますが、

正解もしくは間違いの確認だけでは自己の解

答の導き方が得られません。

問題点は「これから」の学習に反映できるよ

うな質問内容が望ましいです。

学生さんの最近の質問傾向で多くなりつつあ

る質問内容としては・・・

「この解答はこのような理由で①番だと考え

ましたが、理由は正解でしょうか?」

「解答を確認すると①番でしたが、答えの導

 き方を教えて下さい。」

まず正解の確認と見直しがこの段階で完了し

ていることが伺える質問内容になります。

さらには「なぜ?」「どうして?」を学生さ

んが検討して「根拠」を得るための質問を行

っている問題解決能力が素晴らしいです!!

この学生さんの成長に「ニヤリ!」っと影で

喜んでいます!!

この場合で学生さんの質問内容に対する適切

な解答を教授して「なるほど!」を提供する

ことが重要と感じますが、さらにもう一歩だ

け踏み込みます。

解決できた疑問点に対して新たな質疑を生む

専任講師からの追加質問で学習理解を確認し

ていきます。せっかく成長している学生さん

の確実な知識の定着を図る方法論のひとつと

して考えています。

当然「質問できる環境づくり」として定期的

な国家試験形式の問題作成、学習力の向上を

図る教育もかなり苦労しています。

しかし確実に学生さんの成長を実感している

毎日です!!

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