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2021.06.03

救急救命科

『 「基本」の重要性! 』

こんにちは、学科長の大野です。

毎晩、就寝前の3分間「腹筋トレーニング」

をはじめて、ようやく1ヶ月が経過しまし

たが、タプタプになったお腹は地獄の1ヵ

月程度では改善しませんでした。笑

引き続き、引き締まった身体を目指しなが

ら、腹部の痛みに悶絶していきます!

昨日はシミュレーション実習において本校

でも人気の「周産期傷病者への対応」が2

年生を対象に行われています。

助産師の先生方にご来校して頂き、本校の

救命士である教員とともに出産目前でやむ

を得ない自宅での分娩介助や新生児仮死に

対する蘇生法などをブースで分散し、学習

しました。

この「周産期傷病者への対応」については

後日、ブログでご報告させて頂きたいと思

いますが・・・

じつは私の担当した「妊娠後期のおける心

肺蘇生法」での出来事です。

このブースでは妊娠後期における成人とは

異なった心肺蘇生法を学習することが目的

であり、その到達目標は達成できたました

が・・・

「あれ? 効果的な心肺蘇生法は?」

確認の意味でトレーニング人形を用いてバ

ック・バルブ・マスクを用いた人工呼吸と

胸骨圧迫心臓マッサージの両方を測定して

客観的な効果測定の結果は散々でした。

約10チームを対象に測定したところ80%

以上の成功率を修めたチームは1チームの

みでした。

ここで基本的な技術の喪失や継続的なトレ

ーニング不足が原因と考えられました。

1度できた事が継続的にできるとは限りま

せん。「1度しかできない。(偶然、成功し

た)」恐れもあります。

例えば・・・

自動車の運転と同じように運転技術の基本

を理解しつつ、継続的な経験を重ねること

で運転技術の向上を図ることができると思

います。

一見するとめんどくさい事と思われがちで

すが「基本」を技術的に確認し、継続して

トレーニングする重要性を学生さんも実感

できた結果となりました。

ある意味、運がよかったです!

いまの段階での失敗は大歓迎です!!!

しかし結果を知って、現状の改善するため

の努力を怠ることは許されない失敗への前

兆と考えます。

正しくココからが本当の意味での勝負です!

改善の努力を学生さんにも努めてほしいで

す!!

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