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2018.06.07

救急救命科

『 アタマの中を覗いてみると・・・? 』

こんにちは、教員の大野です。
愛知県警の職員採用一次試験の合格報告
があり、少しずつ一次試験の合格が確認
されつつあります。

公務員採用試験と救命士国家試験の両立
が「救急救命士民間養成校」の難しいと
ころと感じています。この調子で内定ま
で頑張ってほしいです!

本日は2年生のシミュレーション実習に
おいて「PEMEC(内因性救護活動)」の
トレーニングが行われていますが・・・

さらに復習も兼ねた難易度がやや高めの
トレーニングを行っています。
それは学生さんが苦手とする「脳疾患」
領域のシミュレーションです!

一般的には救急隊教育のひとつとして脳
梗塞などの脳卒中時の傷病者に対応する
ための救護活動である「PSLS」という
活動があります!

本日は「頭痛」を訴える傷病者の方に対
するトレーニングを行いましたが、原因
や容態を確認するために直接、アタマの
中を覗くことはできません!

そこで脳神経系の解剖・生理学的な根拠
を考え、観察していき、原因や処置につ
いて適切に対応する能力が求められます。

ココでは事前知識の必要性が大きく求め
られます!!

脳神経系疾患の観察と評価をシミュレー
ション実習として徹底的に学習していま
す。

しかし・・・
神経学的所見を呈するのは脳神経系だけ
とは限りません!

内分泌系疾患、代謝性疾患などの幅広い
知識が求められ、思い込みによる救急活
動は場合により、悪化の危険性を含みま
す。

「アタマのなかを覗くのは難しい~!」

学生さんたちもアタマを抱えて苦しんで
いました。
 

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