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2021.06.23

救急救命科

『 スイッチオン! 』

こんにちは、学科長の大野です。

突然ですが「視える」ことの重要性を最近の

体重管理で実感しています。

チョッと不摂生だったなぁ~と思うことがあ

っても「しょうがない」と自分勝手に思い込

んでいましたが、体重管理をグラフ化すると

チョッとしたことが実感として猛烈に反省で

きます!!! 「視える」って大事ですね!

本校では1~2年生に対して定期的に国家試

験形式のオリジナル試験を実施しています。

なお2年生は月1回100問の模擬試験を行っ

て6月中旬からは週1回の100問の模擬試験

を実施していますが・・・

4月の段階では昨年度の合格率100%の成果

を恩恵も感じさせない過去最悪レベルの平均

点で80%以上も危うい状況でした。

その原因として精神論としてのヤル気も問題

でありましたが、点数が伸びないためにヤル

気が生じてこないことも考えられます。

そこで科学的な根拠に基づく原因を検証して

みると・・・

1.問題の見直しが行われていない

⇒ 同じような問題を後日出題しても不正解

2.救急救命士標準テキストの読み込み不足

⇒ 比較的に簡単な常識問題が不正解

3.自分自身の自己分析が行われていない

⇒ 成績に対する問題が視えていない

これらの問題点に関する指摘と今後の学習方

法の指導を根気よく実施していきます。

この結果として驚くべき大幅な変化を来した

学生さんもいました!!

その学生さんは2年生最初のオリジナル試験

では最下位となり、得点率30%に満たない成

績でした。

ところがこの3ヶ月間は毎朝、誰よりも早く

登校して図書館で自己学習し、放課後も問題

の見直し、さらには質問もコツコツと続けて

いました。

その結果として上位3位!!

現在の得点率は80%以上を残しています。

ココで褒めるべきことは結果でなく、問題点

に対して向き合った過程であると感じます。

誰でも嫌な事や苦手な事に向き合うのは大き

なストレスを感じるはずですが、自分の欠点

に対して自己分析し、コツコツと努力したこ

とは称賛に値します。

明日もオリジナル試験ですが、当該学生さん

は別の意味での期待と重圧を感じながら「学

ぶ」楽しみを実感しているようでした。

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