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2018.05.25

救急救命科

『 前向きに学びのトレーニング! 』

こんにちは、教員の大野です。
今週末は自衛官一般候補生の採用試験が行
われます。学生さんも事前学習に努めてい
ますが、合格してほしいです!

就職採用試験とともに救急救命士としての
スキルの向上も図っています。
昨日は「PEMEC(内因性救護活動)」を行
っています。

本格的な活動トレーニングになり、テーマ
は「呼吸困難」になりますが・・・

ひと言で「呼吸困難」とは言え、幅広い知
識が問われる活動が求められます。

知識がまだまだ統合化されていないことも
あり、呼吸困難と聞けば「肺疾患」を限定
的に考えてしまいがちです。

また病気について問診することに精一杯に
なり過ぎて、救急隊として求められる応急
処置まで考慮できていません。

そこでシミュレーショントレーニングはあ
くまでも「練習」であり、そこから多くを
学んで頂く方針で教育しています!

例えば実習中にスピーカーから絶えず各疾
患で聴診される異常な呼吸音が流れていま
した。

この呼吸音を聴くことで「あぁ~! アノ
病気のときの異常呼吸音はこのように聴こ
えるのかぁ~!」と学びに反映されていま
す。

さらには国家試験に出題されやすく、救急
現場でも遭遇しやすい事例を「軽症」「重
症」と2種類にわけて、重症化した場合の
処置の違いなども学んでいます。

徐々に内因性救護活動トレーニングとして
は救急隊らしくなってきました。

しかし学生さんたちも実感していることに
「現場の救命士はスゴい!」の認識がトレ
ーニングするほどわかってきたようです。

未来の救命士たちもいまは悪性苦闘中です。
 

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