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2019.07.22

救急救命科

『 臓器解剖実習 』

こんにちは、学科長の大野です。
久しぶりのブログの更新ではありますが、ネ
タは豊富にあるものの・・・

現在、令和元年7月27日(土)に予定されて
いる「救急技術選手権2019」の準備で追われ
ています。
近日中に報告させて頂きます。

夏季休暇前に1年生は前期日程のまとめとし
て「臓器解剖実習」を行っています。

これまで講義として解剖・生理学を学習して
きましたが、実際の臓器を「視て、触れる」
体験型実習です。しかし人体の臓器を解剖す
ることは法律上で困難であるために・・・

人体に極めて近い存在でもある「豚」の臓器
解剖を毎年、実施しています。

なお感染の危険性もない清潔な豚の臓器をわ
ざわざ東京から用意して今回の臓器解剖実習
に臨んでいます。

対象となる臓器は「肺」と「心臓」です。

解剖実習を始める前に事前学習として3回に
わたる「臓器モデルのデッサン」や「救急救
命士標準テキストの熟読」を行い、更に倫理
的な講話も行っています。

臓器に対して尊厳と敬意をもって、合掌を行
い、臓器解剖実習が開始しました。

まずは「肺」ですが、喉頭、気管、気管支を
参考文献などと比較して、構造などについて
学習しています。

また気管挿管チューブを挿入して、送気を行
い、肺の拡縮を観察しています。

次に「心臓」ではありますが、心臓内部の弁
や房室の違いや構造を把握しています。
また冠動脈に模擬血液を入れ、血液の流れを
確認しています。

ココで記載する内容はごく一部ではあります
が、学生さんたちは「生きた教材」から多く
を学び得ることができ、臓器に対して感謝し
ていました。

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