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2018.05.18

救急救命科

『 血糖測定と意識障害? 』

こんにちは、教員の大野です。
先週は2年生が愛知県警察機関と海上保安庁の
採用試験を受験してきました。公務員採用試験
を生まれて初めて受験した学生さんもいます。

試験結果はかなり難しかったと聞きましたが、
今回の経験を次に生かすことのできる前向きな
コメントが聴かれていました。

その2年生ではありますが就職である公務員採
用試験の勉強と共に、本来の学習主体となる救
急救命士としての知識・技術を同時進行で学習
していかなければなりませんが・・・

現在2年生のシミュレーション実習では内因性
活動を主体に勉強しています。

救急救命士教育において内因性救護活動として
標準化されたものに「PEMEC(内因性)」を主
軸にして「PSLS(脳卒中)」「PCEC(意識障
害)があります。

本校の学生は3つとも標準的に学ぶことになり
ますが・・・

学ぶうえで基礎医学知識が重要になります!!

シミュレーション教育のなかでスキル(技術)
と判断力(知識)の向上が求められますが、今
回の実習ではスキル(技術)を主体にトレーニ
ングしています。

この2週間のシミュレーション実習のテーマは
「繰り返し」でした!!

何度も何度も同じ症例を繰り返すことで活動に
対するポイントを理解できるようになってきま
した。

ココでは内因性ロード&ゴーの宣言を行い、問
診では痛みのレベルや変化について聴くなどの
ポイントを確実にできるようになりました。

最初は戸惑いもあり、ダラダラとした救急活動
も徐々に緊張感のある機敏な救急活動へと変化
しつつあります。

次回以降は「判断」の向上を図ることになりま
すが各事例により、得られた情報を整理しなが
ら答えに辿り着く思考過程の強化も求められま
す。将来の救命士のタマゴたちは気苦労が絶え
ません・・・
  

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