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2018.05.03

臨床工学科

おそらく、世界最小孔径のストローです

血液浄化療法の授業にて、ダイアライザ(人工腎臓装置)について勉強します。

その中で、ダイアライザの構造を理解します。ダイアライザには8000~10000本の中空糸と呼ばれる血液をきれいにするためのものが束ねられています。

中空糸1本はストロー状の構造をしており、髪の毛2~3本ほどの大きさの穴が空いています。そこに血液が流れていきます。

中空糸はストロー状の構造をしていますので、よ~くみると血液が通る穴が点で見る事ができます。

ダイアライザ(中空糸)-1

そして、構造がストロー状とあれば、毎年行っているのが、中空糸を使ってお茶を飲んでみよう!

一気に吸うことができないため、唇で軽く中空糸を加え、弱い陰圧をゆっくりゆっくりと加えながら吸っていきます。

ダイアライザ(中空糸)-3

「・・・・・・・・・」

学生は真剣で、静かな時間が流れます。

「・・・・・・・・」

「!?」

「ほんとに飲めた!」

所々で、飲めた!との声が上がります。

ダイアライザ(中空糸)-2

教科書ではイラストで記載がありますが、この様な体験を通すことでより実感がわきイメージができると思います。

これからも、様々な体験を通じた授業を行っていきたいと思います。

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