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2019.01.30

歯科技工士科

フルデンチャー

こんにちは今年初投稿になります、歯科技工士科1年担任の小林です。

 

1年生では有床義歯技工学の授業で「全部床義歯(フルデンチャー)」を製作中です。「入れ歯」だと聞き覚えがある方もいると思います!製作には工程が沢山あるので、時間をかけて完成まで行っていきます。

 

↑先生のデモンストレーションを真剣に聞いた後、↓各自自分の席に戻り実習に取りかかります。

 

上の写真では人工歯(既製の歯)を並べている最中です。

人工歯排列は、ただ単に歯を並べるのではなく、歯の方向や咬頭(歯の山)の高さの順、並べる順番、咬み合わせの位置などを考えながらすべての歯(28本)を1本ずつ並べていきます。

 

人工歯排列が終了後、歯肉(歯茎)をワックスで形成していきます。歯も植物と同様に根っこ(歯根)があり、1本ずつ生えている方向に気を付けながら様々な道具を駆使して削ったり、盛直しをしながら作ります。↓

今回、担当して頂いた服部先生と写真を撮って休み前の授業は終了です。ほとんどの生徒が休み前に歯肉形成まで終わっていたのでホッと一安心♪

 

「義歯が楽しい!興味がある!この工程が好き!」などなど沢山の声を耳にします。

今は義歯完成に向けて、休み明けからワックス(ピンク)の部分をレジンに置き換えていく工程をしています。その工程も投稿できたらと思っていますのでお楽しみに!

 

歯科技工は様々な内容があるので得意、不得意は人それぞれありますが好きな事を多く見つけて欲しいなぁ~と思っています♪

では、次の投稿でお会いしましょう。

 

 

歯科技工士科1年担任 小林

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