BLOG

2023.05.10

臨床工学科

全自動化がもたらす透析技術の進化

臨床工学科3年生が全自動透析装置についての実習を行いました。 現在の透析施設の多くの透析装置は全自動化となっています。


 従来では、透析の準備(プライミング)、開始操作、終了操作、治療中の緊急補液などはマニュアル(手動)操作にて行っていましたが、これらがすべて全自動で行われます。


 全自動にすることでマニュアル(手動)操作よりも短い時間で行えること、全自動透析装置は、人間の手が触れないため、感染症のリスクが低減される、安全性の向上などのメリットがあります。


 今回の装置はニプロ社製NCV-3を用いて実習を行いました。 大まかな透析装置の基本原理を学んだ後、グループに分かれて装置について説明を受けました。 昨年度の透析実習はすべてマニュアル(手動)操作での実習でしたので、透析装置の技術進歩には驚かされました。 臨床実習に行った際は、全自動透析装置についてより深く学んで欲しいと思います。

資料請求 募集要項 オープンキャンパス
TOPへ戻る