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呼吸機能検査の実習をおこないました。
普段の呼吸は意識して“すってー、はいて―”と行っているでしょうか。
自然に行っている呼吸はどのような仕組みでしょうか。
どのくらいの容量を吸い込んでいる?努力をして測る肺活量はどのくらい?
それを実際に計測してみます。
“肺活量計”を使用します。大きく息を吸って吐けなくなるまで吹き込みます。
この吹き込める量は、人によって大きく違います。決まる要素として『性別・年齢・身長』を計算式に当てはめて計算すると“予測肺活量”というものを知ることができます。
これを計算してから、“努力性肺活量”として肺活量を測定します。
計算値になかなか届かない学生や、大きく超えてびっくりする学生もいます。
どうしてこの値になったのか、生活環境などの要因から考えてみます。
人工呼吸器も使用して計測を行い一回に吸う息の量(1回換気量)を計測します。
そして、大きく息を吸う(最大吸気量)を測定します。
人工呼吸器の勉強は2年生で詳しくしていきますが、この基礎医学実習ではまずは正常時の勉強をしっかり行います。
また、 “パルスオキシメーター(酸素飽和度計)”を使って計測しました。指先にセンサを装着して血液中の酸素量を測定します。
数値の変化をさせる工夫も行ってみます。
息を止めて呼吸停止を限界までしてみても、あまり大きな数値変化は起こりません。
“こんなに苦しいのに!どうして変化しないの・・・?”その理由を考えるのも実習です。
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