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2020.08.07

看護科

学内実習を行いました。

看護科の2年生が学内実習を行いました。
新型コロナウイルスの影響で学外実習を予定通り行うことが出来ないため、一部を学内施設で実施しました。
さらに来校する日程を1グループつづ振り分けて、学生同士が密にならないよう徹底した態勢で行っています。

写真は「部分浴」の実習です。
病気などによる身体的な理由で全身浴が難しい人に、手浴や足浴で手や足をきれいにして温めるケア方法です。
車椅子に移乗できる場合、ベッドで仰臥位のまま行う場合と、患者さんによって状況が違えば対応方法も変える必要があります。
また患者役を学生自身が努めることも、大切な学びに繋がります。

こちらの写真は「入浴介助」の実習です。
写真では上体を起こせる患者さんに対して浴室で洗髪を行っています。
患者さんに無理のない体勢を保ちながら、お湯が顔に掛からないよう慌てずゆっくりと行います。

実習で常に意識することは、患者に安心を与える声掛けです。
「体勢は辛くありませんか。」
「これからお湯を掛けますね。」
「さっぱりしましたね。」
入浴介助の実習では人形を用いていますが、それでも声掛けを忘れず真剣に取り組んでいました。

この経験が学生たちの成長につながると嬉しいです。

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