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2024.05.13

救急救命科

救急救命士と主な就職先

こんにちは、先日「ゴジラ-1.0」をAmazonプライムで視聴して、映画館で観ればよかった!っと少々後悔している学科長の大野です。
 
怪獣映画大好き人間である私ですが「ゴジラ-1.0」 とはチョッと方向性の違う「ゴジラ×キングコング」を映画館で楽しんできたいと思います!
 
話は変わりますが・・・
 
救急救命士の主な職業として、生命危機に遭遇する可能性のある「消防官」「自衛官」「海上保安官」「警察官」などが適職となりやすいです。


同時に・・・令和3年10月以降から救急救命士が救命センターなどの救急診療室(医療機関)で勤務することができるようになり、職域の拡大化が行われています。
 
本校においても近年、東海地区の医療機関からの求人情報が増加傾向にあり、卒業生たちが新たな活躍の場として医療機関に就職し、救急救命士の国家資格の利活用に貢献しておりますが・・・

これまでの救急救命士養成校では主に3人1組の消防機関に所属する救急隊員を対象としたシミュレーション活動などを教育してきましたが、医療機関に所属する救急救命士の社会的なニーズが高まれば、就職に応じた実践的な教育を提供すべきになってきます。

そのような意味でも医療機関で勤務する救急救命士を想定した教育カリキュラムの構築が求められいます!!
 
現在、本校では病院実習前の事前教育として「病院内の医学用語」「感染予防」「安全管理」「清潔不潔の概念」「検査データの評価」などを約1か月以上にわたって講義・実習してきました。

現在、医療機関に所属する救急救命士の卒業生たちはこの事前教育と実際に救命センターなどの医療機関における臨床実習から学習して就職へ反映してきたとも言えます。

今後は消防機関にも医療機関にも幅広い職域に応じて、これまで以上に具体的な教育カリキュラムが構築できれば救急救命士の社会的なニーズに応えていくことにもなります!
 
でも・・・
消防機関と医療機関では、チョッと考えてみると方向性の違う職域と思われると思いますが・・・
 
消防機関は搬送先の医療機関を深く学ぶことで傷病者治療の早期化や情報共有の円滑化に大きく反映してきます。
 
医療機関は搬送されてくる消防機関のことを深く学ぶことで、搬送途上の傷病者にとって求められる治療準備や検査準備が迅速に行われ、救命率の向上にも反映できます。
 
お互いの業務内容を学ぶことは、必ず傷病者のためになることがかなり増加することになります。
 
今年度よりこれまで以上に救急救命士教育の工夫を行っていき、今まで以上に明るい未来の構築に本校もお手伝いさせて頂くための教育カリキュラムを検討していきます!!

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