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2023.05.23

救急救命科

救急救命士と医学教育

こんにちは、学科長の大野です。

最近は愛知県下の高等学校を訪問させて頂き

まして、進路ガイダンスや出張講義で出校し

ています。本当にまれですが・・・

 

本校の Twitter や Instagramのフォロワーさん

ブログの閲覧者の方とお逢いする機会もあり

まして定期的な更新を望まれていると実感し

ています。

なるべく頑張って更新していきます!

 

今回は「救急救命士と医学教育」について書

きます。時々、プライベートで「救急救命士

は医学の勉強するの?」と聞かれます。

じつは救急救命士と医学知識は密接な関係性

があります!!!

気になる方は「下記の(さらに・・・)」を

押して下さい!!

救急救命士の主な就職先に「消防機関」が該

当します。 

ちなみに一般的な消防機関の業務内容のイメ

ージとして「火事で火を消す職業」「交通事

故などの車両事故の際に救助する職業」に加

えて・・・ 

「救急車に乗車して医療機関まで搬送する」

ことは救急救命士の主な職務になります。

 

ちなみに「おなかが痛い!(腹痛)」により

救急車が呼ばれた場合、比較的に軽症である

風邪による胃腸炎から重症である腸管がねじ

れる腸捻転(絞扼性腸閉塞)などイロイロな

病気が考えられます。

 

さらには女性であれば妊娠初期も考慮しなけ

ればならない時もあります。

 

ここで重要になってくることのひとつとして

救急隊員(救急救命士)が傷病者(患者)の

方を観察して、その人に適した治療ができる

医療機関を選定して搬送しなければなりませ

ん。

 

その際に救急医療に特化していますが「医学

知識」がなければ、適切な医療機関の選定が

困難になってきます。

 

そのために救急救命士国家試験では医学知識

が問われる内容が出題されてきます。

 

「呼吸器」「循環器」「消化器」「整形外科

」「脳神経外科」「小児科」「産婦人科」「

精神科」などなど・・・!!

本当に幅広く医学知識を学習することになり

ます。

 

ひと言で医学知識といえば「めちゃくちゃ難

しい!」との印象がありますが、本校でも大

学医学部の医師の先生方や専門分野に長年貢

献してきた先生方が丁寧に教えて頂きます。

確かに医学教育は簡単な学問ではないです。

 

特に救急救命士の判断ミスは時として生命に

大きな危機を与える恐れもあります。

 

しかし!!!

真剣に学習している本校の学生さんもふまえ

て、救急救命士をめざしてる方々は「簡単で

ない医学知識」であることを認識して、むし

ろ「医学知識の面白さ」も実感しています!

 

本校の学生さんたちも「あっ! それか!」

という日常的な病気や健康に対して実感でき

る勉強もあり、日々の「自己成長」も楽しん

でいます。

 

同時に学習(自己成長)してきたことは、救

急現場で傷病者の方々を助けるというカタチ

で反映されてくることで「やりがい」があり

ます!!!

 

個人的には講師として医学知識を学生さんた

ちに伝えている立場ですが「あっ! それか

!」の実感が継続して、勉強不足も実感して

いますが・・・

正直、一生学び続けていける奥深く、楽しく

やりがいのある学問です!!

 

救急救命士と医学知識の関連を話しましたが

みなさんも救急救命士という「やりがい」の

ある勉強と職業をやってみませんか?

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