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2022.09.30

臨床工学科

正しい手洗いを実践して感染対策に繋げます

医療従事者と大切な一つに感染対策があります。 そのうち最も基本的なこととして、医療従事者による手洗いの励行があります。 医療従事者の手指は感染源の伝播媒体となるため、正しい手洗い方法を習得し、目的にあったレベルの手洗いが常にできるようにしておかなければなりません。

手洗いには、日常的手洗い、衛生的手洗い、手術時手洗いがあります。 このうち日常的手洗いは、日常生活における手洗いと同様に、食事の前やトイレの後などに行う簡易な手洗いです。

流水のみの場合、石けんを用いる場合があります。この手洗いによっても手指の菌の一部を除去できるが、 この手洗いの本質はあくまでも物理的な汚れの除去にすぎず、患者さんの処置前後などには、より念入りな衛生的手洗いを行う必要があります。

今回の演習では、まず手指に特殊なハンドクリーム(ブラックライトで光る蛍光パウダー配合)を塗り、普段の学生さんが日常通りで行っている方法の手洗いを実施してももらいます。

そして、ブラックライトに手をかざしてみると・・・・・ 想像していた以上に「汚れている・・・」 その後、衛生的手洗いを実施。 それでも爪の縁などには、まだ汚れが残っています。 今回の演習では、学生さんの多くが手洗いの奥深さ、難しさを感じてくれたと思います。

しかし、これからは医療従事者を目指す心得として手洗いの主義を学んで欲しいと思います。 最近では、臨床工学技士が、心臓カテーテル検査や、手術室の業務において清潔領域で医師の治療のサポートをすることも増えてきました。 今回の演習をキッカケに普段の手洗いを見直してはいかが?

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