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2023.07.25

臨床工学科

災害に備えてできること

血液浄化療法の前期最後の授業では、災害対策をテーマにして授業を行います。

災害対策の基本は、まずは災害をイメージすることとして、過去に起こった大きな震災の写真や映像を見ます。
この学年の学生は阪神淡路大震災が起きた時にはまだ生まれていない世代です。
また、東日本大震災の時は小学生(8歳)との事で、まだ少し記憶があるようです。

映像教材には以下の内容が紹介されています。

「津浪と人間」 寺田寅彦
自然は過去の習慣に忠実である。
紀元前二十世紀にあったことが、
紀元二十世紀にも同じように行われるのである。

今からのその時に備えるのがなによりも肝要である。
唯一の方法は人間が
もう少し過去の記憶を忘れないように努力するより外はないのであろう。

これからも過去の記憶を風化させないためもに、来年も災害をテーマにした授業を続けていきたいと思います。

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