東海医療科学
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TEL:052-561-8001 / FAX:052-561-7887
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血液透析は患者さんの血液を体外で浄化し再び体内に戻す治療法です。
この治療を週に3回、1回の治療時間4時間程かかります。
今回学生には患者さんの体験をしてもらうと共に医療スタッフとして様々なトラブルの対応をシミュレーションしました。
まずは、今回の実習の主旨を伝え、患者役、医療スタッフ役にわかれます。
患者役には予め基礎疾患や透析中に起こりやすい合併症を伝えており演じてもらいます。
患者役の学生はスタッフの対応など、様々な気づきを体験してもらいます。
また、今回のシミュレーションを行う上で血液回路には様々状況が作り出せるよう細工がしてあり、
透析治療中の静脈圧上昇、脱血不良、気泡混入などのトラブル発生を再現出来るようにしてあります。
併せて、透析治療中に患者さんが血圧低下などのイベントも発生するため、医療スタッフ役は対応を行います。
処置の方法は教員が患者状況に応じて1人1人に口頭試問を行いながら、方法を教えていきます。
最後はディスカッションです。
学生からは「警報が鳴っても機械しか確認せず、患者側をすぐに見てくれない事が不安」
「時々あっ!などの不要な発言が気になる」「何かする際にも丁寧に説明がありよかった」
「同じ目線で話してくれたことに安心がある」など、今回患者役を行ったからこその気づきが多くあった様子です。
今回のこの実習は臨床実習前に行う事で、臨床現場ではまず患者さんの気持を考える事の力を養えたのではと思います。
臨床実習で役立ててくれると良いです。
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