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2022.11.12

臨床工学科

臨床工学技士のキャリアと海外ボランティア

こんにちは。臨床工学科教員の浅井です。
私は海外ボランティアとして、2年間、開発途上国に派遣された経験があります。

自身が学生のころ、授業の中で開発途上国の子供が衛生状況の良くない環境で点滴を受けている写真を見ました。
世界にはこういう人たちもいるんだと衝撃を受けました。

そのことをきっかけに、将来は何かできることをしたいという思いから、いつか海外で働きたいと思うようになりました。
卒業後は国内の病院で臨床経験を経て、数年後に青年海外協力隊(現:JICA海外協力隊)に応募し、太洋州のソロモン諸島に派遣されました。

現地の電気技師さんや大工さんと一緒に医療機器の点検や清掃、勉強会を行いました。
ソロモン諸島は自然の資源がとても豊かで、毎日新鮮な魚やココナッツジュースを飲んで元気に過ごすことができました。


無いものは工夫して何とかするということも大きな学びとなり、物がありふれた日本では感じることができなかったと思います。
帰国後は国際協力関連のお仕事、大学院修士課程を終え、現在は母校(東海医療科学専門学校 臨床工学科)の教員をしています。

開発途上国の多くは未だ十分な医療機器が手に入らず、また管理が不十分なところも多いため、臨床工学技士が貢献できることも多いです。
今、JICA海外協力隊の募集が始まっています。「医療機器」という職種が臨床工学の知識や技術を活かせると思います。
要請をみてみたり、教員に活動の話を聞いてみるのも将来のキャリアの良い刺激になるかもしれません。

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