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2021.10.01

臨床工学科

臨床工学技士の業務が変わります

本日、2021年10月1日より、改正臨床工学技士法が施行されます。

これは、2024年4月から実施される医師の時間外労働規制に向けた動きとなります。現在における、医師の業務負担軽減を目的とし、医師の業務の一部を臨床工学技士が行えるようになります(タスクシフト)。

具体的な追加された業務は以下の通りの6行為になります。

1.手術室又は集中治療室で生命維持管理装置を用いて行う治療における静脈路の確保

2.薬剤を投与するための当該輸液ポンプ又は当該シリンジポンプの操作

3.当該薬剤の投与が終了した後の抜針及び止血

4.血液浄化装置の穿刺針その他の先端部の表在化された動脈若しくは表在静脈への接続又は表在化された動脈若しくは表在静脈からの除去

5.生命維持管理装置を用いて行う心臓又は血管に係るカテーテル治療における身体に電気的刺激を負荷するための装置の操作

6.手術室で生命維持管理装置を用いて行う鏡視下手術における体内に挿入されている内視鏡用ビデオカメラの保持及び手術野に対する視野を確保するための当該内視鏡用ビデオカメラの操作

また、この改正臨床工学技士法に則した新カリキュラムが2023年度入学生よりスタートします。

それ以前に卒業した臨床工学技士の方は告示研修(厚生労働大臣指定)の受講が義務つけられています。

当校教員もこの法改正に伴い順次研修を受講し新カリキュラムに対応していきます。

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