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臨床工学技士の業務は、医師の働き方改革の一環として法律が改正され、業務内容が拡大しました。その一つが、内視鏡の操作に関するものです。手術室で行われる内視鏡用ビデオカメラの視野確保に必要な操作が、臨床工学技士の業務に加わることになりました。
現役の臨床工学技士も、現在は告示研修と呼ばれる講習を受けることで、上記の業務を行うことができるようになっています。今回の授業は、臨床工学技士の業務拡大に伴う新カリキュラムの一環として行われました。
講義を担当したのは、当校の卒業生であり現場で活躍する臨床工学技士の方です。
内視鏡手術は、小さな穴からカメラや器具を体内に挿入し、手術を行う方法です。大きな傷口を作る必要がないため、患者さんのダメージがはるかに小さく済むため、この20年ほどで急速に発展してきました。
講義では、手術の映像を見ながら、器具の説明や点検の必要性について説明がありました。初めて見る体内を見ながら、解剖生理学の大切さも実感できたようです。
便利な内視鏡手術ですが、もちろん危険性もあります。実技では、現場で操作することがない器具を操作することができます。操作の難しさや距離感を体験し、内視鏡手術の仕組みを理解することができました。
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