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BLOG
血液浄化療法の実習にてプライミング実習を行いました。
プライミングとは、組み立てたダイアライザと血液回路内を生理食塩液で満たすことを言います。
近年、このプライミングは透析装置の技術の進歩とともに、透析液を使用した自動プライミングが普及しつつあります。
しかし、あえて学校教育では手動でのプライミング方法を学びます。
それにより、今後の授業における治療中のトラブルシューティングのイメージをつけやすくするとともに対処の方法を学びます。
まずは、指導教員が実際の方法を実践します。
学生はその方法を記録し、グループに分かれて実習となります。
また、今回の実習の1つの目的に、誰が見ても理解できる、マニュアル作成が課題としてあります。
説明を聞いた後、理解したつもりでも、いざ自分で行ってみると、細かいところがわからず、再度確認し、記録を取っていきます。
プライミングは血液浄化療法を行う上で、大切な治療準備の1つです。
また、プライミングは毎日患者さんの人数分行う必要があります。
それ故に、このプライミングの手技をしっかりとマスターしなければ毎日の透析を受けている患者の治療の安全は守れません。
血液浄化の治療には多くの臨床工学技士の人たちが従事しています。
血液浄化の治療において患者さんの安全を確保する一つの業務がこのプライミングであると言えます。
今回の実習内容を是非とも、臨床の現場で役立ててください。
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