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2021.05.22

臨床工学科

透析を学ぶ上での基本(プライミング実習)

透析の治療準備の1つにプライミングがあります。
プライミングとは血液回路とダイアライザを組み立てを行い次に示す目的を実践します。

プライミングの目的
1.血液回路・ダイアイライザ内の空気を抜くと同時に、生理食塩水(透析液)で満たすこと
2.回路・ダイアラザ内の微粒物質の洗浄
3.接続部の正しい接続、不良品の発見

https://www.youtube.com/watch?v=4G_1TMRe-nE

現在多くの透析施設が全自動プライミングシステムが搭載されています。
しかし、当校のプライミング実習では、あえて手動でのプライミング手技の修得を目指します。

便利な全自動プライミング装置ですが、事前に手動でのプライミング方法を学ぶことで
プライミングにおける清潔・不潔を理解すること。
そして、血液回路の流れを理解することで、今後のトラブルシューティング理解(静脈上昇・低下、気泡混入など)につなげます。

また、このプライミング実習では、プライミングの方法を記した資料の配布はありません。
担当教員が行うデモンストレーションをメモを取り、自分自身で確認し、自分のマニュアルを完成させていきます。

また、わからないカ所についてはグループメンバーとディスカッションを行いながら、プライミング技術を修得していきます。

後日、プライミング技術の実技試験を実施し修得の確認を行います。

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