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血液透析のオーバーホール実習が進んでいます。
今回も臨床現場で活躍している臨床工学技士の方を招いての実習です。
実習はテーマ、透析装置(日機装)の中心でもある、「複式ポンプと背圧弁」の理解となります。
複式ポンプは、透析装置内で透析液を送り出すために使用されます。
一般的には、複式ポンプは2つのポンプヘッドから成り立っており、それぞれが逆位相で作動します。
これにより、連続的かつ安定した透析液の供給が可能となります。
複式ポンプは、透析液の循環を確保するために必要です。
一方のポンプヘッドから新鮮透析液を送り出し、もう一方のポンプヘッドが廃液となる透析液を流します。
また、透析装置には背圧弁も備わっています。
背圧弁は、複式ポンプから吐出出された透析液の流量制度を保つために必要となります。
次回は透析装置密閉系を測定するための「バランステスト」になります。
今回の実習内容のつながりとなる内容ですので、理解してほしいと思います。
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