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2019.01.29

歯科技工士科

鋳造!

こんにちは、歯科技工士科2年担任の山口です。

久しぶりの投稿になってしまいましたが、12月から1年生の歯冠修復技工学にて「メタルコア・テンポラリークラウン(仮歯)」の実習が始まり、今日はメタルコアの鋳造(ちゅうぞう)を行いました。

 

神経を抜いた歯には、金属の土台やプラスチックの土台を作り、その上に被せもの(俗に言う銀歯や白い歯)を装着するといった治療法があります。

メタルコアはその、“金属の土台”部分を指します。

 

メタルコアの大まかな製作順序は、

 

①メタルコアのワックスアップ(形作り)

②作ったワックスパターンの埋没(型採り)

③鋳造(ちゅうぞう)※ワックスを金属に置き換える作業のこと

④置き換えた金属の形態修正・研磨

⑤完成!

 

といった流れになります。

 

1年生の学生からすると、今回の鋳造作業は少し期間が開いていたからか、ドキドキしているように見受けられました。

↑金属を溶かしている様子

慣れると炎も怖くなくなってきます・・頑張りましょう!☺

 

ちなみにメタルコアが完成すると、その上にテンポラリークラウン(仮歯)の製作へと進みます。

また、仮歯では扱う材料が異なるので、材料の性質・違いに触れて色々と吸収していってもらいたいと思います。

 

話は変わりますが、全国的にインフルエンザが流行しているため、国家試験を控えた2年生を含め、他の学生も教員もこの時期は特にハラハラしています。

今年は特に「インフルエンザ脳症」のお話も耳にします。

風邪でもインフルエンザでも、油断は大敵ですね。

人の多い場所へ行く場合はマスクをしたり、予防をしましょう。

そして帰宅したらうがい手洗いを忘れないように!

 

 

(歯科技工士科2年担任 山口)

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