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2024.11.22

看護科

多重課題シミュレーション演習

看護科3年生では学内で『多重課題シミュレーション演習』が行われました。

新人看護師になると複数の患者さんを受け持ちます。
また、自身が担当する患者さん以外でも、同じ病室に入院している患者さんの急なトラブルや要望にも対応しなければいけません。
多重課題シミュレーション演習では、それらの同時遂行が求められる複数の課題の優先順位や適切な処置などを判断します。
長い学外実習を乗越えた3年生にとって、これまで学んできたことの集大成ともいえる授業です。

模擬患者には、あらかじめ肝硬変や心不全など診断名と、術後1日目などの状況が設定されています。
また、模擬患者役を教員が務めることで適切な対応がされているか、細かくチェックします。

演習が終了すると、クラス全員でフィードバックを行います。
「ここが良かった」「この作業が漏れていた」と様々な意見が飛び交いました。
一人の患者さんの対応中に輸液ポンプのアラームが鳴ったり、点滴を付けた別の患者さんが突然トイレに行こうとしたりする中で、焦ってしまい、日頃は出来ている指差し確認を忘れてしまう事もありました。

演習に集中していた学生さん達も、休憩時間になれば元気いっぱい。写真撮影にも気軽に応じてくれました。

3年生は今後、国家試験に向けた勉強でさらに忙しくなりますが、ONとOFFを使い分けて頑張ってください。

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