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2024.08.06

言語聴覚科

いよいよ実習へ

8月になりましたね。

1年生は夏休み。たくさん楽しんでください。

2年生は実習期間となりました。

学生生活もあと少し、STとしての活躍を目指して頑張ってください。

それでは 先輩STさんのレポートをご紹介します。

こんにちは。

入職してから2年目になりました。最初の1年間の様子についてご紹介させていただきます。

9月末で新人期間が終わり10月からは一人の療法士として独り立ちしました。今まで同様専門学校で教わった知識と、先輩から教わった臨床での知識、そこに加えて自分が臨床で学んだ経験を活かし、患者様一人一人にあった評価や訓練を行っていきました。基本的には1人でどのようにリハビリを進めていくか考えているのですが、どのように進めていけばよいか迷ったときには先輩に相談し、自分には足りなかった視点からアドバイスを頂けたため、とても学びになりました。

以前はSTの先輩に相談することがほとんどだったのですが、最近ではPT、OTの先輩にも積極的に質問・報告することが出来るようになりました。座位を維持できるのか、体力はどれくらいなのか、認知高次脳機能面で先輩はどんな症状を疑っているのかを聞き、

こちらからは嚥下機能がどれくらいなのか、言語機能がどれくらいで、どのようにしたら理解していただきやすいかをお伝えすることで、チーム医療の中でのSTとしての役割をしっかり果たせていると実感できました。またリハ職だけでなく、看護師さんとも積極的に情報交換を心掛けるようになり、患者様の全体像やリハビリ以外での様子を知ることで、リハビリに活かせるようになりました。

また3月半ばから別病棟に異動となりました。異動先も急性期病棟なので、業務内容に大きな違いはないのですが、以前の病棟とは患者症が若干異なるため、今までの経験をフル活用し、新しい環境でもSTとしての役割を果たしていこうと思っています。

臨床以外の業務も、以前は先輩に「こういう書類を作って」「ここに記入をしておいて」と教えていただいて行っており、受け身の姿勢だったのですが、最近では自分から書類を立ち上げ、他職種の先輩に記入をお願いするなど、能動的に事務仕事をこなせるようになりました。また以前よりも圧倒的に事務仕事の処理スピードが上がり、以前であれば残業しないと終わらない量の業務が、最近では定時で終わらせられるようになりました。臨床だけでなく業務でも入職当時よりも成長を感じることが出来ました。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。4月からは新入職員が増え、僕も「教えられる立場」から「教える立場」になりました。まだまだSTとして未熟ではありますが、臨床現場で培ったこの一年の経験から、後輩に教えられることはやさしく教えていこうと思っています。さらに自己研鑽を重ね、一人前のSTになれるようにこれからも日々精進していきます。

 

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