東海医療科学
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臨床工学技士に限らず、コロナ流行後から良く聞くようになった医療機器のひとつにパルスオキシメーターがあります。
当学科では1年次から触る機械でなじみ深い機器だと思います。
パルスオキシメーターは脈拍と血中の酸素飽和度を測定する機器で、光を出す発光部と受け取る受光部が指をはさむようにするだけで痛くもありません。
呼吸療法では体内の酸素分圧や飽和度を目安になります。
しかし、正しく測定できなければ目安にならないため、測定の誤差になるような要因を演習で確認しました。
光を用いる計測なので、光の通過に影響を与えてしまうようなマニキュアであったり、外部の光があると測定値に誤差がでることがあります。
マニキュアの中でも、分厚く塗ることや黒色のものが影響を与えやすいようでした。
またパルスオキシメーターは循環状態が悪いとうまく計測ができません。
そのため、指先が冷たくなってしまっているような状態だとうまく測定できないことがあります。
現場でも当たり前に使用される機器ですが、臨床工学技士として原理から理解していることで日々の対応が可能となります。
これからもいろいろなことを学んでいきましょう!
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