VOICE

VOICE 01

患者さまの不安を取り除き、信頼される関係になれたとき、やりがいを感じます

理学療法科

卒業生

総合病院勤務(愛知県一宮市)

山口さん

患者さまの不安を取り除き、信頼される関係になれたとき、やりがいを感じます

理学療法士になろうと思ったきっかけは何ですか?

幼い頃から介護福祉士になりたいと思っていたので、介護福祉士の資格が取得できる高校へ進学しました。そこで、介護実習の時に利用者さまのリハビリをサポートする理学療法士という仕事があるということを知りました。理学療法士の方が利用者さまとコミュニケーションを取りながら動作練習を行っているのを見て、私も利用者さまが、できることが少しずつ増えていくようなサポートをしたいと思いました。そして、介護福祉士と理学療法士の2つの資格を取得すれば、より広い視野でたくさんの人たちを支えられるかもしれないと考え、理学療法士を目指すことを決意しました。

仕事のやりがいを教えてください

私は現在、急性期病棟で呼吸器や血液内科疾患の患者さまを担当しています。治療が最優先となるため、治療の妨げにならないようにしつつ、リハビリを継続してもらえるよう患者さまの気持ちやペースを大切にしながら、ラポール形成(信頼できる関係性)に取り組んでいます。安心して自宅に帰れるように、リハビリの目標を決めていくのですが、患者さまの中にはリハビリを嫌がる方が少なくありません。そんな時は「トイレに行くために、ここまで歩けるようになろうね」と、近い目標を立てて、少しでも前向きになれるリハビリプランを考えます。そうすることで少しずつ信頼関係ができ、不安を打ち明けてくださったりして。「桃ちゃん、あなたで安心するわ」と言われると、とても嬉しい気持ちになります。

専門学校時代の学びは、今どのように活かされていますか?

先生方が普段から醸し出すユーモアのある話し方や、ふとした気遣いなど、リハビリ職として大切なことを自然と学べたと思います。もちろん厳しい時もありましたが、私たちのために時間を惜しまず、教えていただきました。臨床実習前のセミナーでは、実習に持っていくと役立つという本であったり、必要な知識はメモ帳に貼って持ち歩くと便利だということだったり、私たちが現場で困らないようにポイントをいくつも教えてくださいました。そのおかげで、私は臨床現場での戸惑いを減らすことができました。その時にまとめたメモ帳を新人の頃は持ち歩いていて、今でも大切にしています。勉強以外にも、たくさん友だちを作り、たくさん遊んで思い出も残る充実した3年間を過ごせました!

受験生へのメッセージ

最終的に国家試験に合格しないと理学療法士として就職できません。だから、毎日の復習や実技勉強がとても大事になります。勉強は大変ですが、同じ目標に向かって頑張っている仲間がいるので、楽しく勉強できますよ。また、学生時代は勉強も大切ですが、医療現場ではチーム医療が必要とされているため、いろいろな方と関わり仲間を作る力を育んでほしいですね。そして、人のために働く仕事なので、日頃から仲間を大切にし、思いやりのある言動を心掛けてください。私もまだまだ未熟なので、もっと成長したいと思います!

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