VOICE

VOICE 04

対象者の幅を広げて、自分の引き出しを増やしていきたい!

作業療法科

卒業生

総合病院(愛知県北名古屋市)リハビリテーション科勤務

草皆さん

対象者の幅を広げて、自分の引き出しを増やしていきたい!

作業療法士になろうと思ったきっかけは何ですか?

小学生の頃から身体の仕組みに興味があり身体に係る展示会などに足を運んでいました。 そんな興味から将来は医療系へ進みたいという想いが湧き、高校の進路選択の授業で作業療法士と理学療法士という職業があるということを知りました。どちらもリハビリテーションに関わる仕事ですが、身体機能面以外に精神分野の部分、心に寄り添い楽しみながらリハビリができるという観点から、作業療法士に魅力を感じて目指すことに決めました。

仕事のやりがいを教えてください

私は病院の回復期病棟で、主に高齢者の方の作業療法を行っています。担当患者さんが決まるとまずは、申し送りやカルテを確認。理学療法士と一緒に評価を行い、リハビリ内容を決めます。そして、問題となる動きに合わせて作業療法へ介入します。例えば、つまむ力が弱い方には粘土や紐結びで楽しみながら、少しずつできることを増やし在宅復帰を支援していきます。仕事で心がけているのは、出来たことを褒めるということ。褒める声がけは、リハビリのやる気に繋がるので大切にしています。精神面からも支えるというのは大変なことも多いのですが、患者さんが回復して「ここまで動けるようになったのは、みなさんのおかげです」と仰っていただけると嬉しくなります。これからはもっと様々な対象者と関わりながら、作業療法士としての幅を広げていきたいです。

専門学校時代の学びは、今どのように活かされていますか?

患者さんに合った評価や介入方法などを選択することは、とても難しく立ち止まりそうになることがあるのですが、そんな時に役立っているのが学校で使用していた「サブノート」です。それぞれの科目ごとに要点がまとめられている先生の手作り教材で、さらに授業中に聞いた大事な情報を自分で書き込めるようになっているというもの。何十冊も手元にあり、それは患者さんのリハビリを計画する上でのヒントになっていて、卒業した今でも大切に使っています!そして、実際の臨床現場さながらの緊張感があった実技試験。そこで培われた評価の正確性や丁寧な声がけは、実際の臨床場面でもとても役立っています。

受験生へのメッセージ

セムイ学園の作業療法科の特徴である、手作り作品の創作活動「手作りテーション」など、楽しみながら学んで、実践力を身に付ける授業がたくさんあります。専門科目は基本的に覚えることが多いので、日々の小テストで理解度を確認し、授業でわからなかったことは積極的に質問することをおすすめします。どの先生方も丁寧に教えてくれます。人見知りな私でも気軽に聞くことができる、親しみやすい先生ばかりなので安心ですよ。まずはオープンキャンパスに参加して、本校のにぎやかな雰囲気を確かめに来てください!

資料請求 募集要項 オープンキャンパス
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