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VOICE 33

経験を積んでからわかる基礎知識(形態・歯周組織)の大切さ。

歯科技工士科

卒業生

歯科技工所(愛知県昭和区)勤務

野島(35回生)さん

経験を積んでからわかる基礎知識(形態・歯周組織)の大切さ。

歯科技工士を知ったきっかけ、理由

高校時代に進路について調べていたところ歯科技工士という職業を知りました。
仕事内容を調べていくうちにモノつくりに興味のあった自分に合っていそうに思えた。
進路情報誌はどれも書いてある内容が一緒だったので、ホームページで学校の違いなどを調べた。

東海歯科医療専門学校を選んだ理由

オープンキャンパスに参加して実習も楽しくできたが、印象的だったのは、先生と学生スタッフの方のやり取りを見て、日ごろから面倒をよく見てくれていそうな気がした。
他の学校のオープンキャンパスにも参加しましたが、2年間の学生生活がイメージできた東海に決めました。
今でも毎月のように会っている同級生もいます。歯科技工のことは全く触れなくても付き合える仲間に出会えたことも、自分としてはいい選択だったと思っています。

学生生活で力を入れたこと

クラスには同じ年の学生以外に社会人経験者もいて、授業への取り組み方の真剣さに影響を受けた。
特に力を入れたので実習です。手先の器用さには多少自信があったけど、自分より数倍じょうずな同級生の作品を見たときは自信を無くしそうになりました。負けず嫌いな性格もあり毎日トレーニングを続けるとこで少しずつ差が縮まったかなと思った。

印象に残っている講義や実習

苦労したというか苦手だったのは歯型彫刻という石膏棒に歯の形を彫刻いく実習です。
自分では上出来と思って先生に見ともらうと、ダメ出しばかりでへこんだ日もありましたが、あの苦労のおかげで今の自分の基礎ができていたのかなと感じることもあります。

これまでの職歴

東海の卒業時には比較的規模の大きい歯科技工所にお世話になりました。
そこでの経験を生かして患者さんの口腔内の様子が分かる歯科医院に代わりました。
今のラボは入社して6年半になります。
2012.04  歯科技工所 入社
2016.12  歯科医院 入職
2018.06  現在の歯科技工所 入社

現在の仕事内容

ラボ特徴として自由診療の歯科技工物を取り扱っていて、自分はセラミックを中心に審美歯科にこだわる仕事をさせてもらっている。
患者さんの要望も多いので歯科医院の先生とコミュニケーションを密にして取り組んで知る。
机にはいつもカメラを用意してあり、気になるところは画像で保存するようにしている。

仕事のやり甲斐・大変さ

仕事なのでちゃんとできて当たり前ですが、取引先の先生から「患者さんも喜んでいたよ」と言われると苦労した自分を少し褒めてやります(笑い)
歯の色にストレスを感じている方々の力になれたら嬉しいです。
但し、喜ばれるためには日ごろのトレーニングが大切ですね。

今後のキャリアプラン

もうすぐ3人目の子供が生まれる予定で責任重大です。今はこのラボで経験を重ねることしか考えていないです。
これからは後輩に目標とされる技工士になれたらなと思います。

歯科技工士科での学びが現在どの様に活かされていますか

歯の基礎知識(形態・歯周組織)はしっかり学んでおいてよかった。
就職したての頃は学校での2年間は基礎の基礎で臨床作業とはかなりかけ離れていると感じたので自信を失いそうだったが、経験を積んでいくうちに基本は同じだと気が付いてからは少し楽になりました。

歯科技工士を目指す人へのメッセージ

今は歯科技工士を目指す人が少ないようですが、やる気とガッツがあれば先輩技工士もいろいろと教えてくれると思います。
決して簡単な仕事ではないですがそれをやり甲斐と感じ、自分にしかできないような存在感のある歯科技工士を目指してほしいです。
この仕事が好きと自慢できる職業にしていきましょう。

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